霊感商法でだまされないために

無理に勧誘する宗教団体や自己啓発団体から、俗にいう「洗脳」のような夢中になってしまう手法を使われたら、自分や家族は大丈夫だろうかと不安に思われるかたはいらっしゃると思います。
さまざまな素晴らしいサービスがスピリチュアルにあるのに、悪徳業者(悪質業者)かどうかわからなければ、気軽に利用するなんてできなくなってしまいます。
2019(令和元)年6月から施行された新しい消費者契約法を参考にして、悪徳業者を見分ける方法を解説いたします。

悪徳業者を見分ける方法

(1)「業者が帰らない」または「自分を帰らせてくれない」

悪徳業者の条件一つ目は、この「業者が帰らない」または「自分を帰らせてくれない」です。
訪問販売などで「業者が帰らないためにしかたなく契約したものは無効となる」という法律はけっこう見聞きすることかもしれません。
無理に勧誘する自己啓発団体への入会についても「自分を帰らせてくれないためにしかたなく承諾したものは無効となる」ということです。
帰らせてくれないためにしかたなく何か高額な物を買ったり、会費を支払う契約をしたりした場合も、法律は被害者を守るように定められています。
もし、あなたが今となってはその業者を信じたい気持ちがあっても、入会・契約・購入などの際に「承諾するまで帰らせてもらえなかった」という体験があれば、その業者は悪徳業者だったことになります。

(2)「願望実現に不可欠だ」と言い切る

2019(令和元)年6月から改正消費者契約法が施行されて、新たに盛り込まれた規制です。
悪徳業者の条件二つ目は、人生経験があまりないところに目をつけて「自己啓発団体に入会し講座を受けなければ願望は実現できないと言い切ってしまう」です。
健康器具や美容機器に科学的根拠がないのに、それを使わなければ願望実現は不可能だと思わせるようなセールスも当てはまります。
もし、あなたが「それ以外に方法はない」と思い込まされている場合、その業者は悪徳業者の可能性が出てきますので確認が必要です。
願望実現の方法がほかにはありえないと業者が今でも言い切る場合は、悪徳業者だったことになります。

(3)「霊感や運勢などから不安をあおり、安心を得るには不可欠だ」と言い切る

2019(令和元)年6月から改正消費者契約法が施行されて、新たに盛り込まれた規制です。
悪徳業者の条件三つ目は、「パワーストーン等の購入や講座の受講、または、宗教団体に入信し信仰しなければ、不安がなくなることはありえないと言い切ってしまう」です。
もし、あなたが「それ以外に方法はない」と思い込まされている場合、その業者は悪徳業者の可能性が出てきますので確認が必要です。
不安を解消する方法がほかにはありえないと業者が今でも言い切る場合は、悪徳業者だったことになります。

不法行為があれば悪徳業者の証拠

このように悪徳業者はとてもわかりやすく、本人に信じたい気持ちがあっても、そこに不法行為があれば断定が可能です。
自分がだまされているかもしれないと感じたときは、この三つのポイントを確認すれば、法的には悪徳業者と認定されるかがわかります。
家族がだまされているかもしれないと感じたときは、ご本人との信頼関係を大切にしながら、ていねいにこの三つのポイントを確認するとよいでしょう。
もし、悪徳業者だとわかった場合は、被害を受けないように距離を置くか、会費契約の解消や物販の返品・返金を業者に申し入れてください。応じてくれない場合は弁護士に相談してください。

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