「空気」例題10の解説

今日は例題10の答えです。

例題10
友人の「ここまでしなくていいのに」と言われたときの「空気」は何か。

模範解答
「小さな親切、大きなお世話」状態で、気を使ってくれた相手だけに苦情や不服を言えない空気にいらだち、嫌味ともお礼とも取れる言葉で「ここまでのことはもうしないで」とお願いしてきている。

これは簡単でしょうか。
誤解がないように付け加えますと「相手が笑顔で言ってきたとしても意味は同じ」だということです。
つまり「本当の意味でのお礼の言葉」にはなり得ません。
もしそれに気づかず気を遣い続けると、「空気の読めない人だ」「扱いにくい人だ」と思われて疎遠にされるでしょう。

「空気が読める人」にも恐ろしい真実を教えましょう。
「KY」の方々は、純粋に「お礼を言われた」と思っていますので、疎遠にした途端「恩知らずだ」「感謝がない人だ」と怒り狂うか、「裏切られた」「見捨てられた」として落ちこむことでしょう。

ここで常識に誤解があり、みなさんにお伝えしたいこととして、最善の方法を示しますね。

「気を使い合う関係が親切や愛」というのは誤りです。
「気を使わない関係こそが親切や愛」なのです。

かつて日本では「核家族化が進んだ」として問題視されていた時代がありましたが、決して「気を使わない関係」が「核家族化推奨」ということではありません。

正確にいえば「気を使い合う関係の強要」があったから、それにうんざりして「核家族化が進んだ」といえるのです。

「気を使わない関係」が実現できれば、実はもっと地域社会と交流でき「核家族化の予防」ができます。
そうすれば「核家族化が進んだ」極限状態としての「孤独死」の問題まで解決できることでしょう。

「気を使わない関係」を作る技術は「空気」を前提とします。これは「人間を学ぶ科学」ともいえるものなのです。

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