パラレルワールドは量子物理学
パラレルワールドっていうと、マンガやアニメなどによく出てくるので、SFのネタとかフィクションだとか思われているかもしれません。
一般にはあまり知られていないし、学者の間でも簡単には信じてもらえない学説なので、しかたがないといえばしかたがないのですが、量子コンピュータの開発が進んでいる以上、パラレルワールドはあると考えたほうが科学的なんですよ。
発見されたのは「二重スリット実験」と呼ばれるもので、量子をたくさん飛ばして、ふたつの細い穴を通すと、突き当りの壁には量子同士がぶつかって、波状になったと思われる濃い部分と薄い部分の跡ができるのですが、量子をひとつずつ飛ばしても、結果的には同じように波状の後になり、「ひとつひとつは何とぶつかって、波状になってるんだ?」という疑問が出てきたのです。
この疑問を解決する理論が「多世界解釈」と呼ばれるもので、これがパラレルワールドの存在を肯定しようというものでした。
量子は別のパラレルワールドの量子とぶつかって、波状の跡を作っていたという結論に達したのです。量子コンピュータは、たくさんの計算をせずとも、パラレルワールドから正解をいきなり取ってこようというものです。
あなたの「突然の意味不明な感情」は別のパラレルワールドの自分の感情の影響かもしれませんし、「なぜかいきなり上手にできる初めての行為」も別のパラレルワールドの自分がすでに経験済みだからかもしれません。
あ、正夢だって、別のパラレルワールドの未来を見ているから、見えるんですからね。
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