お釈迦様の悟りはパラレルワールドを減らす

座禅や苦行で有名なお釈迦様の悟りは、お釈迦様の師匠たちから引き継ぎ発展させた「十二因縁(じゅうにいんねん)」という考え方から、「体験する前から、結果がどうなるか分かってるでしょ」という身もふたもない、将来の夢を妄想することを全否定する境地に達することで、新たなパラレルワールドの創出をなくしてしまう状態です。
悟っていない人は「こっちがいいかな、あっちがいいかな」と迷いながら生きているので、パラレルワールドが必要以上に生成され、「自分で決められない」「優柔不断」「結果が出ない」といった悩みを増やしていきます。ブレブレなんですね。
お釈迦様は「現状を言い訳せずに受け入れ、そこからより良い結果に進むだけ」と諭していったわけですね。「進められるかな、進められないかな」という迷いすら「ブレてるよ」と諭し、「十二因縁どおりにしかならないのだから、考えることは無用」と言わんばかりです。
じゃあ、お釈迦様自身はどんなパラレルワールドに生きているのかといいますと、その時その時で必要なもの、こと、行動に集中するので、1本だけのブレないパラレルワールドを確実に進んでいくのです。
これが「悟った人は悩まない、迷わない、夢を実現する不思議な力を発揮する」の仕組みです。
将来の夢を妄想しないのに、夢を実現する力があるというのは変な話ですが、悟った人からすれば「将来の夢」とわざわざ区別せず「これから実現しようとすること」として取り組んでいるだけですから、悟っていない人から見れば「夢を実現している!」と驚くほどの奇跡的な展開や急展開が起きているということです。
実際、お釈迦様が生きていた時代はお釈迦様に寄付が集まりまくって、食べ物を得るための托鉢はしていたんですが、宝石やお金は教団の物か寄付された僧侶の物かで議論が起こり、お釈迦様は「寄付された僧侶の物としていいんじゃないか」と適当に答えたそうです。取り上げてしまうと争いごとが起こると考えたのでしょうね。争うよりも日頃の修行の実践を優先させたのでしょう。
将来の夢を全否定し、何でも実現していく力、それが悟りなのです。

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